俺のツインレイ~瞳の奥は嘘つかない~ by 悠景エスタライヒ

2014年の5月の終わりに出逢って以来、俺にとってずっと特別な存在のツイン!?の彼女。日々思うことを綴ります。HSPや発達障害、Kindle本についても語ります。

「瞳」とは字の如く

この前仕事中、少し手が空いたのでゴミを集めて捨てに行こうとした。
彼女の所にもゴミ集めに行った。
彼女は俺と一緒にゴミ捨てに行く気マンマンだったのに、俺は、
「一人で行けるから大丈夫だよ!」
と、本心とは裏腹につい嘘をついてしまった。


そしたら、彼女の瞳が一瞬にして曇り、急に泣きそうな顔になった。
その瞳はまるで幼い女の子が拗ねた様だった。
俺は急に兄の様な、あるいは父親の様な心境になり、あわてて、
「わ、わ、分かったよ!」
と返した。
すると彼女はすぐに普段の彼女に戻り、少しおどけて見せた。
彼女の瞳の奥底に、包み隠さない本当の彼女を見たのはもちろん初めてではないが、会話の途中で見せたのは驚きだった!
あれは彼女のインナーチャイルドなのかもしれない。
すごく甘えん坊で寂しがり屋の一面が垣間見えた。
だんだん俺に隠さなくなった気がする。
彼女の魂を包み隠してきた分厚い、
“氷”
が少しずつ溶け始めたみたいだ。

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