俺のツインレイ~瞳の奥は嘘つかない~ by 悠景エスタライヒ

2014年の5月の終わりに出逢って以来、俺にとってずっと特別な存在のツイン!?の彼女。日々思うことを綴ります。HSPや発達障害、Kindle本についても語ります。

回顧録④

ある週末の仕事終わりに、事務所の近くであの娘とすれ違った。
その少し前に仕事場で別れる時にも挨拶を交わしたのだが、彼女をもう一目見たかった俺は、いつもは通らないわざとすれ違う通路を選んだ。
俺は彼女に、
「お疲れ様!」
と笑顔で挨拶した。


すると彼女は、嫌な顔をして、フン!とそっぽを向いた。
しつこかったのかもしれないが、この仕打ちは俺を凹ませ、次の日からのせっかくの3連休はずっと落ち込んでいた。


休み明け彼女を見るとツラくて、俺は目を合わせないようにしていた。
そんな俺を見て、彼女は何かを感じたらしく、作業の合間に俺をじっと見つめ、俺が作業で使うリモコンを意味もなく触ってきた。


俺は突然の事で戸惑いつつも嬉しくて、これまた意味もなく仕事の話をした。
暗幕の中の自分の作業場に戻り、魂をグワングワン揺さぶられて一人で泣いた。
目が充血していたのだろうか、隣の作業場の女性に怪しまれた。
目薬を差したふりをして誤魔化したが、バレバレだったかな!?(笑)

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